表面　 K , A [ B , CI , C ]  D , LL₃ || LL₂  
 裏面　 [ S ,S&T ,Tg ]
※　[ ] 内は滑尺

2015/12追記　2008/10作成

旧ソビエトのメーカーについて知ろうと思ったらintenetに頼るしかありません(~~;　探してみるとInternational Slide Rule Museumで見つけました、KLPZの250-11 5161-72のようです。正直、どこまでが型番なのかよくわからん(~~;;
LSLOでレイアウトした物をKLPZで製作してるという事みたいです。LSLOもKLPZもウクライナのキエフにあったメーカーですね。
※　googleの自動翻訳を読んで判断しているだけですから、とんでもない大間違いをしているかもしれません（笑

計算尺の状態は写真の通りで、かなりひどく歪んでヨレヨレです。特にひどいのは表面のセルロイドで、これがもう反りまくっています。
表面に書き込みがあって、0.01、0.02、0.05と書かれています、対応するのは各C尺の1.88、2.76、4.18といったところです。
何の書き込みなのか今のところ不明です。

側面にLL₂ を配しています。側面にK尺ならいくつか例があるのですけどLL₂ は珍しいですね。
それにわざわざ側面にLL₂ を置く必然性がよくわかりません。あちこち探したのですが、同様の配置を持つのはNestler 37 Elektroくらいじゃないでしょうか？

2015/12/09追記
とある方からのご助言で、ロシア語表記の読みと意味がわかりました
裏面左側にあるπ等の定数が書かれている欄
チャスト　フストレチャシネシャ　チェスロブイ　ズナチェニーヤ
｢頻繁に発生する数値の値｣
と書かれているようです。

なんともはや回りくどい言い回しをするんですね（〜〜；　定数とさえ書く必要が無い気もしますが、書いてあるだけ親切なのかな？