表面　　 換算目盛り , DF  [ CF , CI , C ] D , L
 裏面　　[　LL₁ , LL₂  , C ]　　 ※　[ ] 内は滑尺

2006/10作成

国内で幾ら歩いても外国製の計算尺を見かける事はまず無いのですが、これは幸運にも文具屋の店頭在庫と発見した物です。 このときは同時にFABER CASTELL　67/22も見つけました。これが最初で最後、以来お目にかかっていません。
良きにつけ悪しきにつけ、HEMMIは凄いんだなぁと思いました。あえて海外の製品を入れなくても十分なラインアップがあったと言う事ですし、当時の為替レートも大きかったでしょうけどね。

このモデルは日本で言うところの学生用に当たるようです。LL尺まであるので、高校生用と言った方が良いでしょうか。
DISPONENT SCHUL RECHENSTAB を英訳すると　planning manager trains slide rule・・・・計画マネージャーの訓練用計算尺・・・・何のこっちゃ？　どうやら商業科用のようです。なるほどこれなら金利計算用にLL₁ , LL₂が欲しくなります。

よくわからないのが、CF/DF尺が3.6で切断されている事です。同じような設定がHEMMI No.P263 Commerce 経営用にもあります。　まぁどこで切っても良いわけですが・・・・No.P263の場合は、円・ドルの換算用だそうです。このモデルもそうなんでしょうか？？