表面　　Sh1 , Sh2 , K , A  [ B , T , ST , S , C ]  D , DI , L , Th
裏面　　 LL/₁ ,  LL/₂ ,  LL/₃ ,  DF  [ CF , CIF , H , CI , C ]  D , LL3 , LL2 , LL1
※　[ ] 内は滑尺 ずらし尺はルート10切断

2011/05作成

計算尺愛好会のoffで野理さんが持って来られたのが飛魚1015でした。初めて見た中国の計算尺がこれというわけです。
飛魚 Flying Fish 1009とかなり似た計算尺で、いわゆる学生用の計算尺のようです。

この計算尺なら日本に持ってきても受けたと想うんですが、日中国交正常化が1972年ですからもう計算尺の時代は終わる寸前です。この前後は文化大革命ですからちょっとチャンスはなかったんでしょう。
とにかく日本国内では全然見かけないのが中国の計算尺です。
日本の計算尺でどこで作っていたのかわからないものが、意外と中国製と言うことがあったのかもしれません。

ブロー成形のケースは材質を見ると経年劣化でかなりボロになっています。同じブロー成形でもHEMMIの物と比べるとその差は歴然。これが手がかりになるかなと想うのですが、該当する物がまだ見つかりません。
やっぱり日本には入ってなかったのかなぁ。