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メーカー/国/モデル名/用途HEMMI/日本/No.64/(一般機械技術用 )
サイズ10インチ  片面型
材 質本体/竹+セルロイド  カーソル/金属枠+ガラス
ケース/厚紙  説明書/−
尺 度

表面   K , A [ B , CI , C ] D , L
裏面   [ S , S&T , T ]  [ ]内は滑尺

製造年戦前〜
価 格不明
特 徴リッツ式+3本線カーソル
バリエーションかなり多そう
     写真の物は、2003年に 京都で入手

 

2013/09ちょっとだけ変更 2012/05画像変更 2012/03若干修正 2004/10作成

A尺側には0〜27cmの定規が 、D尺側には0〜10インチの定規が刻まれています。
リッツ式で、それぞれ赤色目盛りでオーバーレンジが施されています。
裏面は英文で、換算式、金属の重量表が書かれています。
金属の重量表は立方インチ等で表現されているので、はやり輸出を意識したモデルでしょうか。

逆C型カーソル(A型)は構造的に割れやすそうですが、枠による目隠し部が少ないのでなかなか良いと思うのですがなぜ廃れたのでしょうね?
試しに逆C型カーソルを外してNo.2664S用のカーソルを付けてみると、付いちゃうんですねこれが(〜〜;
No.64用の方が幅が広くて、カーソルも3本線なので、本来の使い方ではないのですが。

下の写真逆C型の保存状態は良い方ですが、別の尺ではアルミ部分の腐食がかなりひどく一部欠落するくらい腐食しています。 敢えて使う必要もないんですが、その気になればNo.2664Sのカーソルで延命できます。

一般機械技術用 という呼び名は、戦後モデルだけのものかもしれません。他で確認できていません。

ジブリの長編アニメ「風立ちぬ」に出てくる計算尺によく似ています。ただ、時代的には合いませんし、おそらく映画に出てくるモデルは特定のものではなく架空の機種です。

 
表面
裏面
 
側面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
表面中央部 裏面中央部
戦前モデルのNo.64に付いていた逆C型カーソル ケースに残る型番シール
いやもうこの逆C型カーソルが美しい(^^) 新旧を比べるとどうでしょう?結構優秀な気もしますが。
三本線カーソルも逆C型にはまっていると更にカッコイイ!
厚紙製ケース
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