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メーカー/国/モデル名/用途HEMMI/日本/肺換気機能計算尺/医療用
サイズ5インチ  片面型
材 質本体/プラスティック  カーソル/プラスティック  ケース/ビニールレザー
尺 度

表面  肺活量 [ % , 身長 ]  年齢
 裏面  計算方法等 ※ [ ] 内は滑尺

製造年写真の物は1970年11月製造[^UK]
価 格
特 徴製薬会社のノベリティと想われる
バリエーション
      ITOH 氏のコレクションを紹介しています

2010/05作成

ITOH 氏からお借りしたコレクションを紹介しています。

見ての通りの単機能計算尺で、製薬会社のノベリティ物だと想われます。この手の換算尺的な物は姿を変えて今でも生き残っています。いったいどこのメーカーが作っているのやら知りたいもんです。

この計算尺、構造的にはHEMMIのNo.P35No.P36S 換算尺かと想ったのですが大はずれ。よく見るとNo.P37 セールスデラックスとそっくりのものでした。
No.P37は1968-69年の製造ということですから、その直後の物ということになります。

大阪医科大学の呼吸器グループのwebサイトに標準肺活量の予測式が載っていました
これによるとBALDWIN式は
男性:VC(ml) = (27.63 - 0.112 * age ) * HT(cm)
女性:VC(ml) = (21.78 - 0.101 * age ) * HT(cm)
ということです。
検索をしてますと他にもBaldwinの予測式等で出てきます。

Rifadin(リファジン)は抗生物質剤で結核の薬と言うことです。tsujin99さんによるとこの計算式は今でも健在だそうです。
ここカラダで調べてみますとまだありました>>リファジン どえらく毒々しい色ですね。
製薬会社も第一製薬から第一三共に変わっています。製薬業界は再編や合併が著しいですからねぇ。

説明書の「計算尺取り扱い上の注意」を読んでいますと「スチームラジェーター」なんて言葉が出てきました。そういえば、昔の病院にはよくありましたね。今じゃすっかり見かけなくなりましたけど。

 
表面
 
裏面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
裏面左側 裏面右側
ケース
紙製外箱
自転車で培った肺活量5.2リットルを誇る私は、自分の体を当てはめて計算してみると134%となりました、えっへん。
結構凄いじゃん>>自分
説明書表面 説明書裏面
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