表面 LL1 , L ,T [ B , S , Sh , CI , C ] D , LL2 , LL3 ※ 裏面はブランク [ ] 内は滑尺 他にもサブスケールあり
2011/07作成
古色蒼然といった感じの江式乙型計算尺です。名前からすると甲型とか丙型があったような感じですが、よくわかりません。 かなり特異な印象を受ける計算尺で、構造もユニークですし尺度もユニークです。 目盛りはどうやら印刷で、その上からクリアドープか何かで保護しています。 左上の基線付近が少し盛り上がっていますが、これは裏から打っているネジが飛び出ているからです(〜〜; ネジは上側の固定尺を留めるための物です。構造的にはかなり手抜きの印象がある品物ですが、固定尺をネジ3本で留めるのは悪いアイディアではありません。 入手した当初、滑尺はどえらく滑りが悪い代物でしたが、どうやらこれは手入れが悪いためです。木製でしかも安っぽい材に見えたので、てっきり歪んでいる物だと想っていましたが、蝋を引いたら非常に快調に動いています。 尺度の方はまだ勉強中です。電気用等だと踏んでいるのですが、サブスケールの意味が判りかねています。一生判らないかも(笑