表面　　　 K , A [ B , CI , C  ]　D , L
　裏面  [S , ST , T ]　　 ※　[ ] 内は滑尺　

2006/02書き換え　2005/07書き換え

こいつは近江国長浜城下で手に入れたもんです。　かなりレアになりますがPOLOT製の計算尺NO.300-Aちゅう名前だす。
　300aならCeleronですなぁ（意味不明）
　レアとはいったものの、出来はかなりチープですな。　計算尺でも終末期の製品と想われまする。

このケースもビニール製ですわこれがまた悲哀を感じさせていただけまする。　いかにも安く仕上げましたって雰囲気を盛り上げてくれます。
　材質がどうも竹の積層材ではなくプラスチックのような感じがしまんねやがちょっと違う。　一言で言うとベニアみたいな感じ。　中尺やカーソルの移動もイマイチ渋いし。
　これも店に一つだけひっそり残っていた物で、後で気付いたんやけんど使用痕らしき物がおます。　ボールペンでも使ったような汚れもありますけんど、どうも目盛りのインクが経年劣化で滲んできとるようです。　なんか隅々まで悲哀が滲んどる一品でおました。

PILOT No.200-Aと違う点は、滑尺裏面に三角関数を装備するところです。

HATO（信和工業）No.800 MIHASHI KEISANKI No.800  PILOT No.200A  PILOT No.200D は兄弟尺だと思われます。
これらの尺を比較した別ページを設けてけておきますので、そちらをご覧ください。