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メーカー/国/モデル名/用途 RICOH/日本/No.105/一般技術用
サイズ10インチ  片面型
材 質本体/竹+セルロイド カーソル/金属枠+ガラス
ケース/厚紙   説明書/あり(RICOH)
尺 度

表面      K , A  [  B , CI , C  ]  D , L
裏面  [  T , T&S , S ]
※[ ]内は滑尺

製造年刻印が[I.K-1]なので、1960年1月 川口工場製造
価 格不明
特 徴 RelayからRICOHへの移行期の製品
バリエーション -
     写真の物は、2006年頃に京都で購入 
  2013/01作成

Relay/RICOHのNo.10xシリーズとはちょっと毛色が違うNo.105です。
Relay/日本特専興業 No.101 RICOH No.102  RICOH No.103 初級用 はいわゆる練習用とか初級用に当たるモデルですが、No.105はもうちょっと上を見たモデルで一般技術用となっています。尺度は実用にも必要十分でしょう。

面白いのは、ケースに「リレーは<リコー計算尺>に変わりました」とシールが張られているところですね。
RICOHにの元記事が削除されていますが、以前RICOHのHPにあった情報をまとめますと
昭和15年に日本文具株式会社から東洋特専興業と社名を変更、昭和23年日本計算尺と社名を変更、昭和25年リレー産業株式会社と社名を変更、昭和33年9月にリレー産業とRICOHが合併して社名を三愛計器と変更、昭和38年4月リコー計器と社名を変更となっています。
この計算尺は1960年(昭和35年)製造ですから、RelayからRICOHに変わる3年前です・・・・ありゃ?
刻印はRelayですから、確かにRelay社の製品です。しかし説明書はRICOHのものです。
RICOHになってから在庫品にシール張って出荷したんでしょうか?

 
表面
 
裏面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
表面中央部 裏面中央部
厚紙製ケース、左手にあるのが問題のシール
紙製外箱。ぼろぼろです。
リレーは<リコー計算尺>に変わりました
使用法説明書表面 使用法説明書裏面
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