表表面 LL01 , LL01 , LL01 , DF [ CF , CIF , L , CI , C ] D , LL3 , LL2 , LL1 裏面 Th , K , A [ B , T , ST , S , C ] D , DI , Sh2 Sh1 ※ [ ] 内は滑尺 ずらし尺はπ切断
2011/05作成
上海に飛魚あれば北京に海鴎あり・・・・と言われていたかどうかは全く知りません。 偶然でしょうが海つながりです。 中国の計算尺メーカーは上海か北京での製造が多いようで、あとは一部天津にあったみたいです。とにかく情報が少ないので難儀します。 海鴎は簡字体のほうで表記されています、海外のサイトで[Seagull]として記載されていることが多いですね。HAIOUと発音するようで、カーソルにHAIOUと赤字で書かれています。 双曲線関数も持っています。カーソルは三本線でHP換算も付いてる物ですから、この計算尺はHEMMIで言うところの「機械用」なんでしょうか。 海鴎も含めて中国の計算尺にはオールプラスティック製が多いのです。このモデルはカーソルランナー部分とブラケットの部分が金属製です。 リベットの打ち方が雑だとか、素材がやや薄いとか、打ち抜き後の面取りが甘いとか見ていれば若干のアラが見えてきますが、全体的には悪くない造りです。滑尺に若干のシャリシャリ感はありますが、動きも悪くないです。 カメラの海鴎は上海ですから関係ないと想うんですけど・・・・時計のSEA-GULL社は天津だから関係ないと想うんだけど・・・・どこかで繋がってるかも。