2004/0606変更 聞かない名のメーカーですが、Relay/三愛のOEMだと思われます。 A尺側定規の厚みや形状、数字の書体、定数の配置などはRelayに酷似しています。 Relay/RICOHは結構OEMで出しています。時代としては戦後〜昭和30年代半ばまでのものだと思われますが、確証はありません。 2004/6/6 Mathildaさんの指摘で「東洋特専興業」であることがわかりました。 Relay/三愛のOEM どころか、三愛の前身でした。 ははは、大笑いですな(^^; http://www.ricoh.co.jp/san-ai-kai/ichimura/nenpu/a4/index.html をご覧下さい 昭和10年12月、日本文具株式会社 創立 昭和15年 東洋特専興業 昭和23年 日本計算尺 昭和25年 リレー産業株式会社 昭和33年 三愛計器 昭和38年 リコー 東洋特専興業であったのは1940-48の間ですね。 6インチ尺は携帯用でも精度の高いほうで、技術者向きといえます。 この尺もかなり使い込まれた雰囲気です。HEMMIですとNo.86に相当すると思います「一般機械技術用 」と書けばいいのかな? 実際にシャツの胸ポケットに入れると、思いっきりはみだします。こんなんじゃ落とすやないですか(〜〜; スーツの胸ポケットならいいのですが、技術者がいつもスーツを着ているとも思えないし。 6インチの計算尺はあまり数が出なかったのか、見かけることは少ないですね。多分元々数が少ないところに、酷使されて残っていないというところだと思います。 道具として望ましい結末でしょうが、コレクターとしては非常に困ります(~~;
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