表面　　LL1I , LL2I , LL3I , DF  [ CF , CIF , H , CI , C ]  D , LL3 , LL2 , LL1
裏面　　 Th , L , K , A  [ B , Sin , H' ,Tan , C ]  D , Sh2 , Sh1
※　[ ] 内は滑尺　ずらし尺はπ切断

2011/11若干の追加　2011/05作成

鼎鳳の竹製計算尺5810です。
同時に手に入れた鼎鳳 Dingfeng 5652よりは少し古い感じです。タバコのヤニと思しき黄ばみがかなり付いています。
鼎鳳 Dingfeng 5652より幅が少し広くて、手元にあったHEMMIのNo.260よりもまだ少し広いですね。
セルロイドの厚みは少し薄いように見えます。（小口部分の画像も参考に）
表側右端の滑尺のセルロイドが少し欠けていますが、ここを見るとちょっと薄いなって想います。

表面を斜めから光を反射させてみると、ディンプル状に1mm四方程度の細かい凹凸が見えます。おそらく機械で押していった跡じゃないかと思うのですが、これが斜めに走っていたり結構いい加減のようなｗ
鼎鳳 Dingfeng 5652はつるんとしています。

ここでいう表裏は、メーカーの刻印がある側を表と定義していますが、鼎鳳についてはどうも逆だと想われますので、いつもとは反対側を表としています。マークとメーカー名とどっちを優先するかっていうだけの問題なんですが、ここではあまり気にせずやってしまいます。

側面に[５／８]と刻印が見えます。
あと、型番がカーソルランナーの上面に打たれています。中国製計算尺を幾つか見てきて、こういう例が結構あるんですがが、カーソル交換とかは考えなかったのかちょっと不思議です。
また、私が手に入れた中で、カーソル交換で型番が入れ替わってしまった物があるんじゃないかって心配もあります。

布張りのケースがなかなか良くて、なんでこれ他ではやってないのかな?