表面　　LL1I , LL2I , LL3I , DF  [ CF , CIF , H , CI , C ]  D , LL3 , LL2 , LL1
裏面　　 Th , L , K , A  [ B , Sin , H' , Tan  ,  C ]  D , DI , Sh1 , Sh2
※　[ ] 内は滑尺　ずらし尺はπ切断

2011/11作成

鼎鳳の計算尺は、どういうわけか本体に型番がなく、ケースにある型番が頼りなのですがこのモデルは既にケースがありませんでした。というわけで直接の手がかり無しです。
尺度の配置は鼎鳳 Dingfeng 5810と同じなので、5810の可能性は大きいと想います。ただ肝心の5810も確証がない物でしたので、今のところ型番不詳としておきます。

表面の構成は鼎鳳 Dingfeng 5471や鼎鳳 Dingfeng 5751と同じです。どうもDingfengはこの配置が好きだったようですね。
1958年に Xuesh, Qiu Fan, He Nong, 信和、鼎鳳などが四達と合併したようですから、1958年までの製品です。

今まで手に入れたDingfengの計算尺は揃いも揃って黄ばんでいましたが、これは割と綺麗な物です。他のモデルでタバコのヤニを拭こうと想ったら目盛りまで剥げてしまって焦りましたから、少々汚れていても拭かないつもりです。