メーカー/国/モデル名/用途 | HEMMI/日本/No.P261/高級機械技術用 |
サイズ | 10インチ 両面型 |
材 質 | 本体/プラスティック カーソル/プラスティック ケース/プラスティック |
尺 度 |
表面 LL01, LL02,
LL03, DF [CF, CIF,
CI, C] D, LL3, LL2, LL1 裏面 T , ST , K , A [ B , BI , CI , C] D , L , P , S ※ [ ] 内は滑尺 |
製造年 | 写真のものは[PA]1965年1月製造です |
価 格 | \5,800(最終) \4,400(1965) |
特 徴 | 後期ヘンミの両面型スタンダード |
バリエーション | 尺を止めているブラケットが青色の物 |
写真の物は、2006年8月に姫路で入手 | |
2011/05修正 2008/07修正 2006/9作成 |
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プラスティック製ダルムスタットのP261です。 HEMMIの製品としては最終末期にあたるもので、機能的にはもっとも充実してきている頃の物です。 開封品を人に譲ってしまったので、写真を撮るにも困っていましたが、偶然開封品が手に入りましたのでやっと書き換えが出来ました。 国産でダルムスタットの計算尺ってあとはNo.P135K位しか思いつきません(笑 P261についてはじぇいかんさんのブログに詳しく説明されていましたので、いまさら私が書く事はないなぁ。 No.259D P尺を持っているのでCOSθの計算が高精度で行えます。A尺・B尺・BI尺がありますので、平方・平方根計算向きですね。計算精度をあまり気にしないのであればA尺・B尺・BI尺の組み合わせはいいですね。5インチ尺でも欲しいくらいです。 関数の式を尺の右側に書いてあるので、随分賑やかに見えます。 プラスティック製だから少し安かったみたいです。とは言った物の、2割程度ですけど(〜〜; まぁお買い得感はあります。 プラスティックのブラケットで止められていますから、上下を分解でけません。 滑尺が飛び出るデザインであんまり好きではありませんが、英国のA.G.THORNTON社製P.I.C No.101 pic No.3649 AD060 STANDARD なんかと少し似ています。 以前、P261をお譲りした方は、デシベル計算に用いるという事ででした。なんでわざわざデシベル計算に計算尺を?と思われるのが普通ですよ。 南極海でソナーのエコーを計算するのに、電卓だと液晶が凍ってしまって動かなくなるからだそうです(・・; -20℃で液晶が凍るとか言う話は聞きますけどねぇ。また、プラスティック製なので濡れても困らないとか。 まだ計算尺が活躍する場所はあるってことですよね。 |
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表面 | |
裏面 |
表面左側 | 表面右側 |
裏面左側 | 裏面右側 |
固定尺を止めるブラケットになんかFUJI計算尺の匂いがします。 |
刻印は[PA] 1965年1月製造です 40年以上前の物ですが結構な精度で作られてますよね。 |
赤蓋ケースでした | |
赤箱です | |
マニュアルまで赤・・・・・ |