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メーカー/国/モデル名/用途 HEMMI/日本/No.149A/機械技術用
サイズ 5インチ  両面型
材 質 本体/竹+セルロイド カーソル/金属枠+ガラス
ケース/革製  説明書/欠品  ※ [ ] 内は滑尺
尺 度

表面  L, K, A, [ B, TI, SI, C] D, LL0, LL/0
 裏面    LL/1, LL/2, LL/3, DF, [ CF, CIF, CI, C, ] D, LL3, LL2, LL1 
 ※ [ ] 内は滑尺 ずらし尺はπ切断

製造年 1968年〜
価 格
特 徴
バリエーション No.149、P149Aなどが作成されている
     写真の物は、1990年代に東大阪市で手に入れた物

2008/08画像追加変更 2006/06画像追加 2005/09作成

HEMMI No.149Aは5インチタイプで、全長は実測全長170mmです。
基本的にはNo.259Dのサブセットですが、非常に美しい計算尺で欧米でも人気が高いようです。

No.149Aは国産のポケット計算尺で最高の逸品だと思っています。もう見るからにカッコええ奴です。
尺度は写真のとおりで22装備されていて、ポケット計算尺で両面型でログログが装備されてとなると、コレですね。
もう持ち歩いて見せびらかすしかないでしょう(笑
同じ型番でのバリエーションもいくつかあって、収集を始めるときりがありません(〜〜;
対抗馬はRelay No.551RICOH No.551あたりですね。

どういうわけかNo.149Aは、新品であっても袋の中で緑青を吹くことが多いですね。No.149A用のカーソルだけなら大抵綺麗なのですが、どういう事でしょう? 袋の中ではCO2と水が供給されていると言うことなんでしょうが、それなら10インチ型の方が多いはずなんですけど。

あと、プレス成形の際の歪みが割れに至ったのだと考えていますが、カーソル枠が折れるというか破断するケースがまま見られます。No.259Dのような両面尺でもよくあります。
下の写真では、ハンダで補修した様子も載せておきました。メッキを剥がして下地を出さないとハンダが乗らないことと、裏にハンダが回り込むとカーソルグラスが嵌らなくなるので多少の注意が必要です。
ここでは電子工作用の共晶ハンダを用いました。邪道なんですけどね(笑

2008/08myukiさん歓迎offで、舞妓さんに計算尺をもってもらいました。おそらく今世紀初の快挙w

 
表面
 
裏面
表面左側 表面右側
裏面左側 裏面右側
表面中央 裏面中央
折れたカーソル枠 補修状況
 
革製ケース
舞妓さんに持ってもらった149A@京都・先斗町歌舞錬場
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